セブンオブナインズ合同会社
experimental AIO / on-prem LLM / edge IoT
オンプレRAG

🏭 RAGはクラウドではなく、オンプレでこそ本領を発揮する

原文公開日: 2025-05-10 / 生成: 2026-02-14

3行サマリ

  • RAGの本番課題は「データの置き場」と「運用コスト」。
  • オンプレは機密データと継続運用に強い。
  • ただし設計ミスると“罠”がある。

結論(1行)

オンプレRAGは「小さく始めて観測し、段階的に強くする」設計が必須。最初から完璧を狙わない。

観察

クラウドRAGは手軽だが、データ持ち出し・ランニング・遅延が壁になる。

仮説

社内ドキュメントを扱うなら、オンプレのほうが継続コストと安心感で勝つ。

介入(実装)

軽量モデル+ローカルベクトルDBでPoC→ボトルネック計測→必要に応じてGPU/推論基盤へ。

結果

“現場で回るRAG”の条件が見え、提案が具体化した。

次の実験

業種別のRAGテンプレ(データ種・更新頻度・権限)を整備。

原文メモ(抜粋)

― 整ってなくても、突っ込めばAIが使える時代がやってくる ―
📍 序章:PoCでは気づけない、本当のRAGの壁
企業内文書や業務記録をAIで活用する流れが加速しています。
中でも「RAG(検索拡張生成)」は、社内情報をAIに喋らせる技術として期待されてきました。
僕もその魅力に惹かれ、今回は、
製造現場の作業記録22万件
をRAG化する実証に踏み出しました。
最初は簡単に考えていました。
データ突っ込んで、ベクトル作って、RAG回すだけでしょ?
ところがやってみて、わかったのです。
最大のボトルネックは「ベクトル生成」にある
と。
🧱 Embeddingは「やってからじゃないと分からない地獄」
僕がが現場でぶつかった embedding の実態:
1件あたり1〜2秒 × 22万件 → 半日〜1日処理
空文字・HTMLタグ・記号揺れ(例:−と-)の
手動正規化
RTX6000を積んでいてもギリギリの処理時間
クラウドならコスト爆増&レート制限の罠
しかもRAG精度は
embeddingの質で全てが決まる
つまりRAG導入は「Embedding設計まで踏み込めるか」が成否を分けます。
🌐 そして見えてきた本質:RAGは オンプレ一択 だ
企業の独自情報
――つまり、営業日報・作業ログ・調査メモ・検査記録・報告書……
この種のデータは:
社外に出せない(情報資産)
更新頻度が高い(毎日・毎時)
フォーマットがバラバラ
でも、蓄積量が膨大
これらを
クラウドAPIに毎回流す
設計は現実的ではありません。
💡 だからこそ:
Embeddingも全文検索も、自社の中(オンプレ)で回すしか…

※このページはnote原文をAIO向けに「構造化」した要約版です。詳細は原文をご参照ください。

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